2014年6月27日金曜日

身長が小さい有名サッカー選手まとめ-160cm台も実はゴロゴロ?

プロサッカー選手で活躍する上で、よく「身長の高さが重要」だと言われる。

確かにフォワードがゴールを決めようと思うと、セットプレーからのヘディングシュート。またディフェンダーでもセカンドボールを奪う時、相手選手と競り勝つには身長が高いに越したことはない。

でも現在開催中のFIFAワールドカップを見ても、実は世界で活躍する有名選手は案外身長が小さいことが分かる。160cm台も何気に多い。


◆170cm

まずはほぼ160cm台と呼べる身長170cmから。ジャニーズで言えば、錦戸亮も170cm。だから相当小さい部類。

170cmの選手で一番有名と言えば、やはりフランス代表のフランク・リベリー。世界トップレベルのクラブである、バイエルン・ミュンヘンで不動のレギュラー。2014年6月現在で、60点以上を決めてる点取り屋。

ドイツ代表のフィリップ・ラームも、同じく170cm。ドイツ代表のキャプテンも務めていている、守りの要。

オランダ代表のウェズレイ・スナイデルも170cm。イタリア・インテルで長友佑都の同僚だった点取り屋。昔はレアルマドリードにも所属してたことがある。

残念ながら2014年ワールドカップではソッコー敗退してしまった、スペイン代表が特に多い。
何と言ってもシャビ。ブラジル大会では試合に出場しなかったりパッとしませんでしたが、この存在感は30代半ばを向かえてもまだ衰え知らず。

シャビの女房役と言えば、アンドレス・イニエスタの存在も忘れてはいけません。実はスペイン代表の破竹の勢いを支えてたのは、この「170cm同士の低身長コンビ」だったわけです。

他にも2014年現在マンチェスター・ユナイテッドに所属していて香川真司と同僚のフアン・マタや、ダビド・シルバといったスペイン代表も170cm。スペイン代表の平均身長がいかに低いか想像できる。

他にも日本代表の長友佑都大久保嘉人、スイス代表のジェルダン・シャキリ、ベルギー代表のエデン・アザールも170cm。おそらく探せば、まだまだいるだろう。

◆169cm

ここからは160cm台。まずはもう少しで170cm台に突入できる169cm。
 
やはりアルゼンチン代表のリオネル・メッシが一番有名だろう。今回のブラジルワールドカップでは、グループリーグのイラン戦で後半アディショナルタイムで劇的なゴールを決めた。


日本代表で言ったら、齋藤学が169cm。同じく切れ込んでいくプレイスタイルだから、マスコミは「和製メッシ」と呼んでいるがさすがに大袈裟だ。

他にはメキシコ代表のアンドレス・グアルダードなども169cm。

◆168cm

以下は、ほぼ1cm刻み。

やっぱりブラジル代表のロベルト・カルロスが代表例。驚異的な弾丸フリーキックが有名。よくこんな身長から、あんなバズーカ砲みたいなシュートを打てたな。

元ドイツ代表だったピエール・リトバルスキーも同じく有名。日本のJリーグでもプレイ経験があって、今でも鮮明に覚えてます。ちなみに愛称はリティ。

他にはマノロ・サンチェス(元スペイン代表)、ミロスラフ・ストッフ(スロバキア代表)、ユルドゥライ・バシュテュルク(元トルコ代表)、マークス・ヴァイセンベルガー(元オーストリア代表)などがいる。

◆166cm

トーマス・ヘスラー(元ドイツ代表)、フレデリック・メンディ(元セネガル代表)、フローレンティン・ペトレ(元ルーマニア代表)などがいる。

◆165cm

さすがにそろそろいないだろう…と思ってたら、あの忘れてはいけない名選手がいた。

やはり元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ。画像は100kg近く太った時ですが、よく中学校3年生ぐらいの身長でワールドカップを制覇できたなと、改めて感心しかしない。ちなみに息子もイタリアかどっかで活躍してて、身長が166cmと少しデカイ。

他には今大会のブラジルワールドカップで得点も決めたアルジェリア代表のアブデルムメン・ジャブも165cm。

◆164cm


フランス代表のマテュー・ヴァルブエナが164cm。2014年のブラジル大会でも活躍。得点も何点か決めた。

同じく同大会で得点を決めた、ベルギー代表のドリース・メルテンスも164cm。Wikipediaでは169cmと書かれてますが、実際はもっと小さい模様。

◆163cm

163cmまで来ると、おそらく日本人女性の平均身長ぐらい。もういない…ゼッタイいない…と思ってたら、やっぱりいました。
 
それがイタリア代表のインシーニェ。23歳のイケメン君。今回のブラジルワールドカップでもバリバリ起用されてる。テレビで上から観てると、あからさまに小さい。それでもチョコチョコ動いて相手選手を翻弄してた。

ここまで小さい選手が強豪国の代表選手として選ばれてるとは知らず、ましてやワールドカップの舞台で活躍してるのを見てさすがに驚いた。

◆まとめ

以上を見ていくと、かなり小さめの選手でも大活躍してることが分かる。

170cm台前半まで範囲を広げると、更に数は増える。例えば、チリ代表のアレクシス・サンチェスは171cm、アルゼンチン代表のアグエロは173cm。メキシコ代表のドス・サントスは174cm。既に現役を退いた選手で言えば、元イタリア代表のデル・ピエーロは173cmやロベルト・バッジョは174cmなどが好例。

ただしドリブルで深く切れ込んだり、縦へのスルーパスを出すような攻撃タイプの選手が多い。さすがにディフェンダーで160cm台はなかなかいない模様。それだけ現代サッカーが「パスを重視してる」サッカーということも示してる。

日本人はすぐ言い訳を探して、何かを諦めてしまいがち。ただ身長160cm台前半でも、イタリア代表に選出されるんだから、おそらく日本代表レベルだったら身長154cmぐらいでも大丈夫だろう。少なくとも代表レベルはハードルが高くても、プロ選手になるぐらいであれば「身長は一切関係ない」と断言できる。

インシーニェ万歳\(^o^)/